項目反応理論に関する論文とコード
少し前ですが、神戸大学の西尾瑞穂さまと一緒に進めていた仕事が論文として公開されました。項目反応理論をレントゲン画像のアノテーションの問題に適用したものです。この論文では幾つかのモデルのバリエーションを作成し、WAIC 等でモデルの良し悪しを比較するようなことを行っています。
論文に使ったコードを MIT ライセンスにて公開しておりますので、興味のある方はコードの方もチェックしてみて下さい(モデルが少し複雑ではありますが…)。
また、この論文の前年に公開した論文では、Stan と NumPyro の速度比較や GPU を使った高速化についても評価を行っています。
NumPyro の場合、GPU が CPU を上回ってくるのは、やはりデータが数万点という規模になってからのようですね。こちらのコードも MIT ライセンスにより公開しておりますので、興味のある方はぜひ。
但し、コードの方は GitHub 上でプレビューができなくなっているみたいですので、一旦ノートブックの方をダウンロードしてから Visual Studio Code とかで開いてみて下さい。