ReSpeaker 2-Mic Pi HAT v2 の音が小さい

2025年6月17日

ロボに会話機能を付けるにあたって、マイクやスピーカーのことを考えていたのですが、ReSpeaker 2-Mic Pi HAT の古いバージョンが Raspberry Pi 4 以降の新しいラズパイに対応していないことが気になっていました。そんな訳で、Seeed 社から直接新しいバージョンの ReSpeaker 2-Mic Pi HAT v2 を取り寄せてみました。

日本から注文すると、発送が中国の倉庫からになるらしく、到着まで少し時間がかかる上、送料もかかるのですが、Switch Science 社から旧バージョンを買うのとあまり変わらない価格で入手できるのはよいと思いました。

ただ、ひとつ想定外だったのは、v1 のときと比べて、v2 の方は音がかなり小さくなってしまったこと。最初はスピーカーを繋げても全然音が鳴らず、非常に焦ったのですが、Alsamixer で音量をグッと上げると、小さな音でスピーカーが鳴ってました。その後、「これって、電力が足りないのかな?」などと思って、Pi HAT の USB ポートから電力を供給しようとしたら、どうもボードを壊してしまったみたいで(汗)、同じボードを買い直すことになってしまいました。

v1 では WM8960 なるチップを採用していたのですが、これが v2 では TLV320AIC3104 というものに変わってしまい、この HAT の出力自体ではあまり大きな音量でスピーカーを鳴らせなくなってしまったようです。

ロボに高齢者と会話させたり、店の店頭で案内などをさせる場合では、少し大きな声でしゃべらせる必要があると思いますので、v2 を使う場合ではアンプが必要そうですね…

ゆるふわロボ

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